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派遣社員と正社員の違いを徹底解説!どちらが自分に合う?メリット・デメリット総まとめ

お仕事探しのマニュアル

公開日 : 2024.08.23 / 更新日 : 2025.02.06

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「派遣社員と正社員どちらで働くか迷っている」「両方の違いを知り、どのようにして働くかを決めたい」とお考えではないでしょうか?それぞれの働き方にはメリット・デメリットがあり、しっかり把握しておくことが大切です。
今回は、派遣社員と正社員の違いを徹底解説いたします。本記事を参考にご自身に合う働き方をぜひ見つけてください。

目次

・派遣社員と正社員の違い
 ・雇用主の違い
 ・雇用の安定性の違い
 ・福利厚生の充実の違い
 ・業務範囲の違い
 ・働き方の自由度の違い
 ・同職場で働く期間の違い
 ・ボーナスの有無の違い

・派遣社員がおすすめの人
 ・働く時間を減らして、プライベートを優先したい人
 ・育児や家事、介護、勉強などと仕事を両立させたい人
 ・副業として働きたい人
 ・すぐにでも仕事を見つけたい人
 ・仕事を紹介してほしい人
 ・決まった業務だけをしたい人
 ・定期的に環境を変えたい人

・正社員がおすすめの人
 ・安定した雇用と収入を求めている人
 ・待遇面や福利厚生を求めている人
 ・社会的信用を意識する人
 ・責任の大きな仕事をしていきたい人
 ・1つの企業に長く勤めたい人

・派遣社員から正社員を目指せる「紹介予定派遣」

・派遣社員と正社員、自分に合った働き方を選ぼう

派遣社員と正社員の違い

# 派遣社員と正社員の違いについて詳しく解説します。どちらの働き方が自分に合っているかを判断するためにしっかり確認しましょう。

まずは簡単に確認できるように表でまとめています。詳細はそれぞれ解説しておりますので、ぜひご覧ください。

項目 派遣社員 正社員
雇用主 派遣会社(派遣先とは別) 直接雇用の会社
雇用の安定性 契約期間終了で雇用が終了することがある 基本的に無期雇用(解雇は特定条件に限られる)
福利厚生の充実 派遣会社の福利厚生による。内容は派遣会社次第 社内規定に基づいた手厚い福利厚生があることが多い
業務範囲 契約で決められた範囲内の業務を担当 職種や部署に応じて幅広い業務を行う可能性がある
働き方の自由度 勤務日数や時間、職場選びの自由度が高い場合が多い 原則としてフルタイム勤務が求められることが一般的
同職場で働く期間 最大3年(派遣法の制限による) 制限なし(配置転換や異動は企業の裁量次第)
ボーナスの有無 ない場合が多い 基本的に支給される場合が多い


雇用主の違い

派遣社員と正社員の大きな違いの一つは、雇用主が異なる点です。派遣社員の場合、雇用主は派遣会社であり、派遣先企業は実際に業務を行う場所となります。派遣社員は派遣会社と雇用契約を結び、給与の支払い、社会保険の管理、福利厚生の提供なども派遣会社が行います。一方、正社員は勤務先企業そのものと直接雇用契約を結び、その企業の従業員として働きます。

また、派遣社員は派遣元(派遣会社)の指示に従いながら、派遣先企業で業務を行います。このため、派遣元と派遣先の両方のルールや方針に従う必要があります。一方で、正社員は自社の規則や方針に従い、業務を遂行します。こうした違いは、働き方や責任範囲にも影響を与えることがあります。

派遣社員は、派遣先での業務が終わると次の派遣先が決まるまで待機することがありますが、その間の手続きやサポートも雇用主である派遣会社が行います。一方、正社員は基本的に長期間にわたって同じ企業で働き続けるため、勤務先や役割における一貫性が特徴です。

このように、雇用主の違いは、派遣社員と正社員の働き方や契約内容に大きく影響します。それぞれの特徴を理解し、自分のライフスタイルやキャリア目標に合った雇用形態を選ぶことが大切です。

雇用の安定性の違い

雇用の安定性においては、正社員の方が派遣社員よりも高いと言えます。正社員は無期雇用が基本であり、解雇には特定の条件が必要とされるため、長期的で安定した雇用が期待できます。また、企業内でのキャリア形成や昇進の機会が多く、将来を見据えた働き方がしやすい点も正社員のメリットです。

一方、派遣社員は契約期間が定められていることが一般的であり、更新がない場合には雇用が終了します。契約期間が終了するたびに次の仕事を探さなければならないため、正社員と比べて雇用の安定性が低いと感じることもあるでしょう。しかし、多くの派遣会社では、契約終了時に次の仕事を紹介してくれるサポート体制が整っており、スムーズに新しい職場を見つけられる場合もあります。

正社員は長期的な雇用が保証される一方で、転職を考えた場合には手続きや準備が煩雑になることがあるため、キャリアの柔軟性に欠ける場合もあります。一方、派遣社員は契約終了のタイミングで別の職場に移ることが容易であり、さまざまな業界や職種を経験できるという柔軟性がメリットです。

雇用の安定性を優先する場合は正社員が向いていますが、柔軟な働き方や多様な経験を求める場合は派遣社員の方が適しているかもしれません。それぞれの特徴を理解した上で、自分のライフプランに合った選択をすることが重要です。

福利厚生の充実の違い

正社員は、一般的に福利厚生が充実している傾向があります。正社員として雇用されると、企業の独自の福利厚生制度をフルに利用できるため、法定外の手厚いサポートを受けられることが多いです。例えば、住宅手当や家族手当、特別休暇、企業独自の健康支援プログラム、社員割引制度などが挙げられます。これらは、企業と直接雇用契約を結んでいる正社員だからこそ利用できる特典です。

一方、派遣社員の福利厚生は派遣会社の制度に依存します。派遣会社によって内容は異なりますが、健康保険や厚生年金、雇用保険などの基本的な法定福利は提供されることが一般的です。しかし、派遣先企業が独自に設けている福利厚生制度(例えば、企業内の保養施設や特別な休暇制度など)は利用できないケースが多く、正社員と同等の待遇を受けられない場合があります。

ただし、近年では派遣会社も福利厚生の充実に力を入れており、キャリア支援や研修制度、特典サービスの提供など、派遣社員向けのサポートを拡充している企業も増えています。派遣会社を選ぶ際には、福利厚生の内容を事前に確認し、自分に合ったサポートを提供してくれる会社を選ぶことが重要です。

業務範囲の違い

派遣社員と正社員では、業務範囲に明確な違いがあります。派遣社員の業務範囲は契約内容によって明確に限定されており、担当する業務が事前に決められています。このため、派遣先で新たな責任や業務を求められることは少なく、特定のスキルを活かして業務に集中できる環境が整っています。特に、専門的なスキルを必要とする業務では、派遣社員としてレベルの高い仕事を任される場合もあります。

一方、正社員は幅広い業務を担当し、より多くの責任を伴います。たとえば、企画、管理、営業などの異なる分野の業務に携わる機会があり、部署間の異動も行われることがあります。これにより、正社員は多様なスキルを身に付けることができ、長期的なキャリア形成に役立てることができます。しかし、その分責任が大きく、求められる業務範囲が広いため、負担を感じることもあるかもしれません。

派遣社員は専門スキルを活用し、業務に集中することができる一方で、正社員は幅広い経験を通じて多面的なスキルを磨く機会があります。それぞれの働き方の特徴を理解し、自分の目指すキャリアや働き方に合わせて選択することが大切です。

働き方の自由度の違い

派遣社員は、正社員と比べて働き方の自由度が高いのが特徴です。派遣社員は勤務時間や勤務日数を比較的柔軟に選べるため、自分のライフスタイルに合わせた働き方がしやすい環境です。たとえば、週に数日だけ働きたい、特定の曜日や時間帯だけ働きたい、といった希望が叶うケースが多く、子育てや副業、学業との両立を考えている方にとって派遣は非常に魅力的な選択肢です。

一方、正社員はフルタイムの勤務が基本であり、勤務時間や日数に関して柔軟性が低いことが一般的です。正社員としての働き方には安定性やキャリア形成の機会がある一方で、決められた勤務スケジュールに従う必要があり、自由な時間の確保が難しい場合があります。

ただし、派遣社員の働き方の自由度には一定の制約も存在します。たとえば、派遣先の業務内容やシフトによっては、希望する条件が完全には満たされないこともあります。そのため、派遣会社との連携をしっかり行い、自分に合った案件を探すことが重要です。

働き方の自由度を重視したい場合、派遣社員は非常に適した働き方ですが、長期的なキャリアや安定を求める場合には正社員としての働き方も検討する必要があります。それぞれの働き方の特徴を理解した上で、自分のライフスタイルやキャリアプランに合った選択をすることが大切です。

同職場で働く期間の違い

派遣社員は、派遣法によって同じ職場で働ける期間が最長3年と制限されています。このため、3年を超えると同じ派遣先で働き続けることはできず、新たな派遣先を見つける必要があります。一方で、正社員は特に期限が設けられていないため、転勤や部署異動がない限り、同じ職場で長期間働き続けることが可能です。

派遣社員にとって、この3年の制限はデメリットに感じられることもありますが、新しい職場で新たな経験を積む機会と捉えることもできます。さまざまな職場環境で働くことで、多様な業界や職種に触れ、自分のスキルを広げるチャンスとなることもあります。ただし、定期的に新しい仕事を探す必要があるため、次の職場が決まるまでの間に収入が途切れるリスクが伴う点には注意が必要です。

一方、正社員として働く場合は、同じ職場で安定して長く働けるため、業務の専門性を高めたり、職場内でのキャリアアップを目指すことができます。ただし、転勤や部署異動の可能性があるため、働く場所や内容が必ずしも希望通りになるとは限りません。

派遣社員と正社員の「同職場で働く期間」については、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分のライフスタイルやキャリア目標に応じて、どちらの働き方が適しているかを見極めることが大切です。

ボーナスの有無の違い

正社員は、一般的にボーナスを受け取る機会が多く、年2回の賞与や業績連動型の特別賞与が支給されることが一般的です。これにより、年間の収入が大きく増える場合があり、長期的な経済的安定を得やすい点が正社員のメリットの一つと言えます。

一方、派遣社員の場合は、時給や月給制で収入が決まるため、ボーナスが支給されることは稀です。ボーナスが含まれない分、年間の収入が正社員と比較して低くなることもあります。ただし、派遣会社によっては、特別手当や期間限定のインセンティブが支給される場合もあり、これがボーナスの代わりとなることもあります。

ボーナスの有無は、年間の収入計画や貯蓄の計画に影響を与えるため、派遣社員として働く際には、ボーナスがないことを前提に収入を管理する必要があります。その一方で、派遣社員は時給が正社員より高めに設定されていることも多いため、月々の収入で十分に生活を維持できる場合もあります。

正社員と派遣社員のボーナスの違いを理解した上で、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、収入の安定性や自由度のバランスを考えた選択を心がけましょう。

派遣社員がおすすめの人

# 派遣社員として働くことが向いている人の特徴を紹介します。自分のライフスタイルや働き方の希望に合った選択をしましょう。

働く時間を減らして、プライベートを優先したい人

派遣社員は、勤務時間や勤務日数を自由に選べるため、プライベートを重視したい人に適しています。週3日勤務や短時間勤務も可能です。

プライベートの時間を大切にしたい人にとって理想的な働き方です。趣味や家族との時間を優先しながら働くことができ、ワークライフバランスを実現しやすいです。

育児や家事、介護、勉強などと仕事を両立させたい人

派遣社員は、家事や育児、介護などの家庭の事情に合わせて働くことができます。短時間勤務や柔軟な働き方ができるため、両立しやすいです。例えば、子供の送り迎えや家族の介護など、生活の変化に応じて勤務時間を調整することができます。

副業として働きたい人

他の仕事と並行して働くことができるため、副業を希望する人に向いています。副業をすることで収入を増やすことが可能です。

すぐにでも仕事を見つけたい人

派遣社員は、登録後すぐに仕事を始められることが多いです。短期間で就業を開始したい人にとって、派遣は魅力的な選択肢です。豊富な求人情報を持っており、迅速にマッチングが行われます。急な仕事探しでも短期間で就業を開始できるため、緊急の収入確保にも適しています。

仕事を紹介してほしい人

派遣会社は、登録者に対して仕事を紹介してくれるため、自分で求人を探す手間が省けます。また、事前にヒアリングした希望条件やスキルを基に、自分に合った仕事を見つけやすいです。

決まった業務だけをしたい人

派遣社員は、契約に基づいて特定の業務を担当するため、仕事内容が明確です。決まった業務をしたい人に向いています。決められた業務以上のことをしたくない人や、自分の業務だけはしっかりこなし、定時に帰りたいといった働き方を希望されている方は、派遣社員に向いています。

定期的に環境を変えたい人

派遣社員は、契約期間が終了するたびに新しい職場で働くことができるため、定期的に環境を変えたい人に適しています。新しい人間関係を築くチャンスも増えます。また、新しい職場での経験を積むことで、キャリアの幅が広がり、新しいチャレンジを続けることができます。

正社員がおすすめの人

# 正社員として働くことが向いている人の特徴を紹介します。安定したキャリアを築きたい人に最適な働き方です。

安定した雇用と収入を求めている人

正社員は無期雇用であり、安定した収入を得ることができます。長期的なキャリアを築きたい人に向いています。安定した収入があると、貯金や将来の計画を立てやすく、家族及び自分の生活も安定します。

待遇面や福利厚生を求めている人

正社員は、企業の充実した福利厚生制度を利用できるため、待遇面を重視する人に適しています。特に法定外の福利厚生を求めている人は、大企業や独自の福利厚生制度を用意している企業に正社員として働くことをおすすめいたします。

社会的信用を意識する人

社会的な信用を重視する人は正社員がおすすめです。正社員は安定した雇用と収入が保証されるため、金融機関や賃貸契約の審査で有利になります。将来の計画を立てやすく、社会的な信用も高まります。

責任の大きな仕事をしていきたい人

正社員は、幅広い業務を担当し、大きな責任を持つことが求められます。責任感が強く、キャリアアップを目指す人に適しています。

正社員はプロジェクトリーダーや管理職として、組織の重要な役割を担うことができます。自分の能力を発揮し、組織に貢献することで、キャリアのステップアップが期待できるでしょう。

1つの企業に長く勤めたい人

職場をあまり変えたくない、仕事のやり方を変えたくない、定年まで働き、退職金を受け取りたいなどの人は、正社員に向いているでしょう。

派遣社員から正社員を目指せる「紹介予定派遣」

紹介予定派遣は、派遣社員として一定期間働いた後、企業と双方の合意があれば正社員として採用される制度です。派遣社員としての働き方を体験しつつ、正社員への道を目指すことができます。

紹介予定派遣は、企業と派遣社員のミスマッチを防ぐための仕組みであり、企業側も派遣社員の能力や適性を見極めることができます。派遣社員として働きながら、正社員としての可能性を探ることができます。

紹介予定派遣を利用することで、企業の職場環境や仕事内容を事前に確認することができます。また、派遣社員としての勤務期間中に企業の文化やチームに慣れることができるため、正社員としての移行がスムーズに行えます。

将来的には正社員を希望しているという方は、紹介予定派遣の活用を視野に入れてみましょう。

派遣社員と正社員、自分に合った働き方を選ぼう

派遣社員と正社員の違いを理解し、自分に合った働き方を選ぶことは大切です。それぞれのメリットとデメリットを比較し、ライフスタイルやキャリアプランに合った選択をしましょう。

また、自分の希望や条件に合わせて最適な選択をすることで、充実したキャリアと生活を実現することができます。この記事を参考に、自分に合った働き方を見つけてください。

もし、製造業や工場関係の派遣のお仕事を探している場合は、キャリアリンクファクトリーにご登録ください。多数の求人を取り扱っておりますので、ご希望にあった求人をご紹介いたします。

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